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品のある光沢と深い艶、そしてしっとりとした手触り。


漆の繊細な優美さは日本人の美意識を象徴するひとつとして


私たちの生活の中に息づいてきました。









漆器のことを英語では「Japan 」、陶磁器を「China 」と呼ぶと同様に、

国名と同じ名を持つ漆器は日本を代表する伝統工芸品です。

能登の自然が育み室町時代から伝えられた漆芸

の技が今も職人たちの手により脈々と進化をしながら生き続けています。





漆の木の樹皮に刃物で傷をつけ、

滲み出てくる樹液を集めることを

「漆を掻く」といいます。

半年かけて一本の成木から採取

できるのは200ml程で、塗ることが

出来るのはお椀10個分ぐらいという

とても貴重な材料です。






昔ながらの分業制

長い伝統を受け継いだ職人たちの丁寧な手仕事を経て輪島塗は器になります。

その製造工程は120工程以上という実に丹念な作業ですが、

全てが分業制で行っているのは輪島塗の特徴のひとつです。








沈金(ちんきん)と蒔絵(まきえ)

塗りあがった器や作品はさらに加飾が施され、高級美術品として称されます。

その技法には沈金と蒔絵があり、沈金とは漆の表面をノミで模様を彫り、

さらにその溝に漆を擦り込み金箔や金粉を埋め込む技法で、

江戸時代に盛業した技術です。

蒔絵は奈良時代からある技法で、筆を使って漆で図柄を描き、

その上に金粉や銀粉を蒔きつけます。





輪島塗は日常使いの器として扱うことは躊躇するという声をよくお聞きします。

しかし、こうした職人の慈しみと精巧な技、繰り返し重ねられる手間暇を思えば

こそ毎日使いたいものです。そして使い込むほどに美しさを増し、さらには親から

子、子から孫へと代々受け継がれていくでしょう。

それは同時に漆の国、日本の

伝統と文化の伝承であると思いたいです。




輪島塗はこちらからご覧下さい>>>



若女将の目利きをご覧んくださいませ。
一、片口を楽しむ
二、九谷を知る
三、輪島塗の技を探る

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